散り菊 一部再掲
最近線香花火は楽しんでますか。一人花火はどうかしら。![イメージ 1]()
一人花火は不思議な感覚で、なんとなくもう一人、もう二
人がそばに来ている気配がします。お盆に親しい人と集ま
って庭で花火をするのも、やはり供養のような気がします。


線香花火は後半の松葉が美しいですが、その松葉が終わっ
てから火玉が小さくなって、最後の火花が弱弱しく出て、
消えていきます。この最後の火花を、散り菊と呼ぶようで
す。最後まで見届けた線香花火が消えていくと、闇が深く
なります。 散り菊⇒
線香花火散り菊深き闇照らす![イメージ 2]()
庭花火風の流れのゆくままに
親も子もただ眼となりて花火かな
指先を染めて線香花火かな
庭花火静かに寄り来る影のあり
かわいいお手